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苦労のバックストーリー?

ふりかえってみると、就農した年は、みかんが高い年であり

まして残念ながら、我が家は超不作でした。
その上品質も良くなくて地区のみかん農家ではビリでした。
近所の豊作の農家が本当にうらやましく

思いました。

そんなある日、友人の紹介で日本一の篤農家に出会う

きっかけがあり、そこで、まず隔年結果を直すため

最初の10年は剪定を学んでいくことにしました。
次の10年には勉強の成果もあり、何とかそこそこ安定して
成らすことができるようになったので、
一流ところの京都の市場に出してみたところ、

それがなんと目利き一番の仲卸に

『あなたのみかんは、はっきりいっておいしくない』といわれ、

ガーンと頭を打たれたようなショックがあり泣きたくなるような        

気持ちになりました。それでも『肥料を変えなはれ』と

アドバイスをいただき、事実その当時はかなり化成の

入ったものを使っていました。
それをきっかけに有機(魚や肉)主体にして、
いろんな肥料を試してみて思考錯誤の年が続きました。
実際には、肥料を変えてから結果が出るまでに年月が
かかり、また、人間の舌のみに頼るため、とてもわかりにくい
ものでした。

それでも感覚や勘で、どの肥料を施すとどんな味になると

だんだんわかってきました。
その後、アルギット(ノルウェ-産海藻肥料)も取り入れ
さらに味に磨きがかかったように感じます。
みかんをつくりはじめてから30年あまり、たくさんの失敗を
重ねてきた記録ノートも数冊になりました。
今では、東京の高級スーパー三浦屋様をはじめ複数の
スーパー様から味の評価をいただけるようになりました。
いつのまにか地区のみかん農家でトップになっていました。
長い道のりでしたが、さらに良くなるよう日々改善していこうと
思いますので皆さまご愛顧どうぞよろしくお願いします。

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